更新:2024年8月、2023年4月、2023年1月、2022年9月、2月、 2021年9月(2021年1月に公開(その後,外部リンクを追加)したときのページはこちら)
はじめに
筆者が勤務する大学では、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、2020年度春・秋学期に続き2021年度春学期も、対面実施が必要な実験・実習科目や少人数で行われるゼミ等の科目を除き、オンライン授業により授業を実施していました。新型コロナウイルス感染拡大第5波(2021年7月~)を受けて発出された緊急事態宣言の下、9月下旬から始まる秋学期についてオンライン授業を原則として授業が開始されました(2022年9月追記:第7波が収束し、2022年度秋学期も対面授業で開始しました)。2023年度春学期についても、マスクの着用について個人の判断が基本となる(2023年3月)など、社会全体として新型コロナウイルス感染拡大防止策が縮小されていく中、2023年度春学期以降、対面授業に戻りました。
2020年度秋学期に筆者が担当する科目のうち、板書で進める授業が1科目あり、オンライン授業として行わなくてはなりませんでした。そのために「ライトボード(Lightboard)」を製作、使用しました。
ライトボードは、黒板の部分に透明板(アクリル板あるいはガラス板)が入ったものです。透明板に端面から照明光を入れている状態で、透明板に文字や図を書くと、その部分が光ることで書かれたものを見ることが出来ます。透明板ですので、板書をする教員は学生に向かい合いつつ授業を進めることが出来ます。「ラーニング・グラス(Learning Glass)」とも呼ばれます。
教育や授業のDX(デジタル・トランスフォーメーション)化の観点から、引き続き、ライトボードを使ってオンライン授業を行う際の細かなノウハウを製作のポイントと併せ、本記事をご覧になっている方と共有します。
2020年度秋学期に筆者が担当する科目のうち、板書で進める授業が1科目あり、オンライン授業として行わなくてはなりませんでした。そのために「ライトボード(Lightboard)」を製作、使用しました。
ライトボードは、黒板の部分に透明板(アクリル板あるいはガラス板)が入ったものです。透明板に端面から照明光を入れている状態で、透明板に文字や図を書くと、その部分が光ることで書かれたものを見ることが出来ます。透明板ですので、板書をする教員は学生に向かい合いつつ授業を進めることが出来ます。「ラーニング・グラス(Learning Glass)」とも呼ばれます。
教育や授業のDX(デジタル・トランスフォーメーション)化の観点から、引き続き、ライトボードを使ってオンライン授業を行う際の細かなノウハウを製作のポイントと併せ、本記事をご覧になっている方と共有します。
ライトボードを使用している様子(学生が視聴する映像)
ライトボードとは何なのか。初めに、ライトボードの映像の1シーン(板書をする人(教員)の代わりに人形を置いています)を示します(写真1)。人形とウェブカメラの間に透明板があり、そこにイラストが描かれています。実際のオンライン授業では、教員が一節や図を書きつつ、あるいは数式を展開しながら、授業を進めていきます。実際のイメージをつかんでいただけるよう、ご参考までに筆者のオンライン授業(一部)をこちらに掲載します。
インターネットや動画配信ウェブサイトで「lightboard」を検索すれば、ライトボードの紹介動画を確認できます。しかし、一般に公開されている範囲ではまだ、日本(語)のものは確認できていません(2021年1月時点;筆者がそうであるように、授業を履修している学生だけが視聴可能なものはあるのかもしれません)*。
(*外国企業による製品の紹介記事(2021年3月26日付)がありました。)
(2023年1月、2024年8月追記)授業ではありませんが2022年12月発売の雑誌「DIME 2023年2・3月号」に、ライトボードの仕組みを利用した「LEDアクリルメモボード」が付録として付いています。ライトボードに関心のある方は、まずはこちらを使ってみて、実際にどんな感じなのか、確認するとよいと思います。また、その後、若干ですが、インターネットで日本語によるライトボードの使用報告や紹介(商品、サービス)――いずれも本記事で紹介しているものよりも発案者によるライトボード(本紹介末尾参照)に沿った大掛かりなものです――が見られるようになりました。
インターネットや動画配信ウェブサイトで「lightboard」を検索すれば、ライトボードの紹介動画を確認できます。しかし、一般に公開されている範囲ではまだ、日本(語)のものは確認できていません(2021年1月時点;筆者がそうであるように、授業を履修している学生だけが視聴可能なものはあるのかもしれません)*。
(*外国企業による製品の紹介記事(2021年3月26日付)がありました。)
(2023年1月、2024年8月追記)授業ではありませんが2022年12月発売の雑誌「DIME 2023年2・3月号」に、ライトボードの仕組みを利用した「LEDアクリルメモボード」が付録として付いています。ライトボードに関心のある方は、まずはこちらを使ってみて、実際にどんな感じなのか、確認するとよいと思います。また、その後、若干ですが、インターネットで日本語によるライトボードの使用報告や紹介(商品、サービス)――いずれも本記事で紹介しているものよりも発案者によるライトボード(本紹介末尾参照)に沿った大掛かりなものです――が見られるようになりました。
ライトボードの仕組み
透明板の端面から中に入った照明光(LED光)は透明板の表面で反射を繰り返します。透明板全体が光り輝くことはありません。この状態で、透明板表面に蛍光ボードマーカーで文字や図を書くと、その部分が輝き、板書をする人(教員)に対し、ライトボードを挟んで反対側にいる人(学生)はライトボードに何が書かれているのか見ることができます(図1)。
通常の授業(教室)では、教員は黒板に板書をしている間、学生に背中を向ける形となります。しかし、オンライン授業でライトボードを使用すれば、教員は板書をしながらオンライン授業を受けている学生に透明板越しに向かい合いつつ授業を進めることが出来ます。
通常の授業(教室)では、教員は黒板に板書をしている間、学生に背中を向ける形となります。しかし、オンライン授業でライトボードを使用すれば、教員は板書をしながらオンライン授業を受けている学生に透明板越しに向かい合いつつ授業を進めることが出来ます。
ライトボードを使用したオンライン授業(セッティング)
鏡文字の解決
しかし、このままでは学生は左右が反対になった鏡文字を見ることになります。鏡文字を修正するために、ウェブカメラでライトボード(板書)を撮影した映像をソフトウェアで左右を反転(水平反転)させたものを、オンライン会議ソフト(例えば ZoomやGoogle Meet)で配信します。すると、学生は普通にライトボード上の文字や図を見ることが出来るようになります(写真1、図2)。
筆者は、ロジクールのウェブカメラ(付属ソフトLogicool Captureと使用)でオンライン授業を撮影し、 Logicool Captureで映像を水平反転させ、Zoomで配信しています。Logicool Captureの代わりに動画配信ソフト(例えば OBS StudioやXSplit Bloadcaster)でも水平反転することが出来ると思います(様々なウェブカメラが使用できるようになります)。
背景の設定(クロマキー合成)
このままでもオンライン授業として配信することは十分可能ですが、もう一工夫すると文字や図が見易くなります。そのために オンライン会議ソフトの仮想背景機能を使用します。具体的には、グリーンバック(緑布)を背景にして授業を行っている様子を撮影し、その映像の背景を、仮想背景機能により、例えば濃緑〜青色系統の単色画像と差し替え、配信すれば、文字や図が見易い映像を配信することが出来ます(写真1、図2)。映像の背景を黒色の単色画像に差し替えれば、数多くのライトボード紹介動画(背景が暗い)と同様な映像になると思います。
グリーンバック無しでも仮想背景機能を使用することもできますが、PCへの負担が軽減されるように、そして配信映像がより鮮明になるようにするには、グリーンバックを使用したほうがよいと思います。筆者はオンラインで購入したグリーンバックを使用し、Zoomで背景を差し替えています(先の動画配信ソフトでも出来ると思います)。
ライトボードの板書が学生に届くまで
以上をまとめますと、ライトボードの板書を学生に配信するまでの流れは、次に示す通りになります(図2)。
しかし、このままでは学生は左右が反対になった鏡文字を見ることになります。鏡文字を修正するために、ウェブカメラでライトボード(板書)を撮影した映像をソフトウェアで左右を反転(水平反転)させたものを、オンライン会議ソフト(例えば ZoomやGoogle Meet)で配信します。すると、学生は普通にライトボード上の文字や図を見ることが出来るようになります(写真1、図2)。
筆者は、ロジクールのウェブカメラ(付属ソフトLogicool Captureと使用)でオンライン授業を撮影し、 Logicool Captureで映像を水平反転させ、Zoomで配信しています。Logicool Captureの代わりに動画配信ソフト(例えば OBS StudioやXSplit Bloadcaster)でも水平反転することが出来ると思います(様々なウェブカメラが使用できるようになります)。
背景の設定(クロマキー合成)
このままでもオンライン授業として配信することは十分可能ですが、もう一工夫すると文字や図が見易くなります。そのために オンライン会議ソフトの仮想背景機能を使用します。具体的には、グリーンバック(緑布)を背景にして授業を行っている様子を撮影し、その映像の背景を、仮想背景機能により、例えば濃緑〜青色系統の単色画像と差し替え、配信すれば、文字や図が見易い映像を配信することが出来ます(写真1、図2)。映像の背景を黒色の単色画像に差し替えれば、数多くのライトボード紹介動画(背景が暗い)と同様な映像になると思います。
グリーンバック無しでも仮想背景機能を使用することもできますが、PCへの負担が軽減されるように、そして配信映像がより鮮明になるようにするには、グリーンバックを使用したほうがよいと思います。筆者はオンラインで購入したグリーンバックを使用し、Zoomで背景を差し替えています(先の動画配信ソフトでも出来ると思います)。
ライトボードの板書が学生に届くまで
以上をまとめますと、ライトボードの板書を学生に配信するまでの流れは、次に示す通りになります(図2)。
- ウェブカメラで板書映像を取り込む。
- 取り込んだ板書映像をソフトウェア(Logicool Capture*)で水平反転する。
- オンライン会議ソフト(Zoom*)に水平反転された映像を取り込む。
- オンライン会議ソフトで背景を差し替える(仮想背景機能)。
- オンライン会議ソフトでオンライン授業(映像)を配信する。
(* 筆者の場合)
ライトボードの製作
授業で使用しているライトボードは、プロトタイプ(試作品)です(写真2)。ライトボードが実際にどの程度、使い物になるのか分からなかったため、いきなり実戦投入(授業使用)を目指して最初から本格的なもの(大きなもの)を製作することはせず、まず、検証のためのプロトタイプを製作しました。しかし、プロトタイプながら意外と使えることが分かりましたので、そのまま、授業で使用しています。
透明板と構造材
構造材組み立てのポイント
透明板と構造材
- 構造材としてアルミフレーム(SUS社のG-Fun (Sシリーズ))を使用しています。個人がオンライン、あるいはホームセンターで購入することが容易なアルミフレームはG-Funぐらいだと思います。
- 透明板にはアクリル板 (W900mm x H600mm x t3mm)を使用しています。端面(切断面)は鏡面仕上げにし、怪我防止のため角はRをとっています(丸めています)。アクリル板の加工販売を手がけている業者からオンラインで購入しました。
- アルミフレームとアクリル板の購入費用はそれぞれ、概算 8,000円と6,000円です(送料込)。
構造材組み立てのポイント
- 上下の溝付きフレーム (GFunフレームSS)の溝の部分に透明板をはめ込んで固定しています。
- 筆者の場合、透明板の幅 (L=900 mm)に対し、上下の溝付きフレームの長さは L+50=950 mmでちょうどよかったです(50mmは、照明の配線を出す分と左右の支柱に固定するためのコネクターの取り付け分に相当します)。
- 溝付きフレームを左右の支柱 (GFunフレームS、1,900mm長)に固定するために、GFunマルチコネクタアウター型S(及び、補強としてGFunSSスロットコネクタピース)を使用しています。
- 写真2に入っていませんが、左右の支柱は上部を天井に突っ張らせています。
- その他の部分(左右の支柱や脚部、天井との突っ張り部分)については、設置場所に合わせて寸法や使用する部品を決定してください。筆者の場合、最も長いフレーム(1,900mm長)でも床~天井には届かないため、GfunダブルコネクタSを使用してアルミフレーム(600mm長)を継ぎ足し、その先端を、GFunフットコネクタSとGFunフットM6を使用して天井に突っ張らせています。写真2中の脚部、手前から奥に伸びるフレーム(450mm長)と左右支柱はGFunマルチコネクタインナー型Sで接続し,さらにGfunポイントコネクタSで補強しています。同450mm長フレームの間に950mm長のフレームを入れ (2本)、GFunマルチコネクタインナー型Sで接続しています。
- 剛性を確保するために左右の支柱~透明板の下のフレームに斜交いを入れたり、あるいはフレームを渡したりするべきですが、筆者は、左右の支柱の間に様々な小道具を置いておくテーブルを置くために入れていません(写真2)。
ライトボードの照明(電子部品)
- 照明にはテープLED(3528テープLED 120LED 昼白色)を使用しています(写真3中の①)。溝付きフレームの溝の幅に合わせ3528テープLEDを選びました。
- 上部の溝付きフレームの溝全体にテープLEDを通した後、透明板をはめ込みます。テープLEDは溝付きフレームと透明板に挟まれる形になります(図3)。フレームに接着する必要はありません(裏面の両面テープはそのままです)。
- LED光は透明板の端面から透明板内部に入ります。上部のテープLEDだけで十分以上の明るさを確保できます。
- LED光の明るさを調整するために、テープLEDと電源(ACアダプター)の間に調光器(DCコネクタ付き、同②)を入れています。
- 透明板の上部(あるいは左右)の溝付きフレームにテープLEDを設置するのであればテープLEDに防水性は不要です。しかし、下部の溝付きフレームに設置する場合は防水性が必要になります。透明板を水拭きする際に水が流れ落ちるとテープLEDの破損の原因になります。
- テープLEDによっては調光器とつなぐためにDCプラグ(を接続すること)が必要です。ACアダプターに合うプラグ(同③)を選んでください。
- 筆者が使用しているACアダプターは、12V6AのACアダプターです(同④;今回使用したテープLED (の長さ=総電流)には十分過ぎますが)。
- テープLEDによっては配線を延ばす必要があるかもしれません(絶縁処理はきちんとしてください)。筆者は、手元にありましたAWG20の電線(同⑤)を使用しています(今回使用したテープLEDの長さ、すなわち、流れる電流には十二分の許容電流です)。配線を延ばすとき、あるいはDCプラグの種類によっては最小限のハンダ付け作業が必要になります。
- ご参考までに、ハンダ付け作業不要で配線同士を結線できるハンダスリーブやテープLEDに配線を付けることができるコネクタを使用すれば、写真3中の各部品の接続程度の作業であればハンダ付けは不要です。
- 使用しているテープLEDは短いこともあり(900mm)、テープLEDの発熱は問題になっていません。また、アルミフレームが熱を逃す役割を果たしていると思います。2時間(90分間の授業時間とその前後の準備・片付け)点灯しておいた後、テープLEDの入っている上部アルミフレームが少し暖かくなる程度です。
- 電子部品(テープLED、電源、調光器、DCプラグコネクター)は全てオンラインで購入しました。合計で概算 4,000円です(余ったパーツ相当分を除けば、実質3,000円もかかりません)。
ライトボードの設置
今回製作しましたライトボード(W900mm x H600mm)は、普通の部屋(筆者の居室)に設置されており、普通に照明している状態でオンライン授業を行っています。本記事の末尾(おわりに)で言及しています、照明が管理されているスタジオの事例と比べ、設置と運用のいずれもはるかに簡易です。
設置と運用(板書)に必要な空間はウェブカメラの視野角により変わりますが、筆者の場合(ウェブカメラ視野角 78度)、畳2枚相当の空間でウェブカメラやグリーンバック(緑布)等の周辺機材を十分設置でき、窮屈な思いをすることなく板書が出来ています(図4)。
設置と運用(板書)に必要な空間はウェブカメラの視野角により変わりますが、筆者の場合(ウェブカメラ視野角 78度)、畳2枚相当の空間でウェブカメラやグリーンバック(緑布)等の周辺機材を十分設置でき、窮屈な思いをすることなく板書が出来ています(図4)。
製作にあたっての補足
剛性(安定性)の確保
透明板の選択
飛沫防止透明ボードの転用の可能性
- 剛性を確保する必要があります。筆者が今回製作したライトボードは、左右の支柱の上部を天井に突っ張らせて(写真2には入っていません)剛性を確保しています。
- 筆者の場合、左右の支柱の間に様々な小道具を置いておくテーブルを置いているので斜交いは入れていません(写真2)。しかし、剛性を確保するためには、本来であれば左右の支柱~透明板の下のフレームに斜交いを入れたり、フレームを渡したりするべきです(繰り返しますが)。
- 今回はプロトタイプとして製作したため、細いアルミフレーム(SUS社のG-Fun Sシリーズ)を使用していますが、剛性を確保するためには太いアルミフレームを使用した方がよいと思います(G-FunであればGシリーズ)。
- 同じ理由で、テーブルや机の上に置いて使用するような、卓上型のライトボードは難しいと思います。書いた字や図を消してきれいにするときにライトボードの位置がずれてしまうため、テーブル上にしっかりと固定する必要があります。
透明板の選択
- 透明板として、アクリル板かガラス板のいずれかしか使用に耐えないと思います。
- 今回はプロトタイプとして製作したため 3mm厚のアクリル板を使用しましたが、もっと厚い方が(例えば 5mm厚?)がよいと思います(とくに大きなライトボードを製作する場合)。3mm厚ですと文字や図を消す時に少したわみます。
- アクリル板は傷つきやすいです。ライトボードの文字や図を消すときに生じるマーカー・インクの粉がこすれるためか、2ヶ月ほど使用した頃から、アクリル板一面に細かなこすれ傷が目立つようになりましたが、授業(映像)には支障がありません(写真1)。しかし、「おわりに」で言及しているような、照明の管理が必要なライトボードでは透明板の傷は問題になると思います。長期間使用するのであれば、アクリル板を定期的に交換する、あるいはガラス板を使用する必要があります。
- ガラス板、あるいは厚みのあるアクリル板を使用したり、あるいは大きなライトボードを製作したりすれば、透明板の重量が増えます。構造材の選択や補強(斜交い等)に留意し、怪我や事故のないようにしてください。
飛沫防止透明ボードの転用の可能性
- 飛沫防止の透明ボードをライトボードとして使用したいと考えている方もいると思います。溝ゴムパッキンを使用してテープLEDを透明板の端面に固定する等の工夫をすれば、ライトボードに転用できると思います。ただし、長時間連続して使用するのであれば、熱を逃がすためにテープLED裏面に接する形で細いアルミフレーム板も挟み込む等の工夫が必要になると思います。
ライトボード周りの小道具
“チョーク”(蛍光ボードマーカー)
マーカーについては蛍光ボードマーカーを使用する必要があります。「蛍光」でないと書いた文字や図が光らずよく見えません。筆者は「レイメイ藤井 ボードマーカー 蛍光 細字(ホワイト)」を使用しています。他のメーカー製品もありますが、入手性の観点からあまり選択の余地はないという印象を持っています。字の太さについては「細字」です。中字、太字ですと、字が潰れてしまうと思います。色は「ホワイト(白色)」が一番鮮やかで見易いです。他の色は、白色と比べると輝きにくい分LED光を強めにする必要があります。しかし、他の色に合わせてLED光を強くすると今度は、白色の文字が輝き過ぎ、文字が潰れます。他の色のマーカーは補助的に使用するだけにしたほうがよいと思います。筆者は白色のマーカーだけで板書をしています。
“黒板消し”(キッチン・ペーパー)
蛍光ボードマーカーのインクは透明板にのっただけの状態です。乾いた後でこすれば、黒板上のチョークのように粉状になり、拭き取ることが出来ます。筆者は「授業中はキッチン・ペーパーでこすり取るように消す(授業回毎に2、3枚使用)」、そして「授業後に濡れ雑巾で、ライトボード上に残っているマーカー粉を拭き取る」ことをしています。授業中に濡れ雑巾で消してはいけません。ライトボード全体に広がったマーカーでライトボード全体が光ってしまい、収集がつかなくなります。授業後の拭き取りでは洗剤は不要です。きれいな雑巾による水拭きで十分です。雑巾には柔らかいものを使い(とくにアクリル板を使用している場合)、しっかりと絞った雑巾で、拭く面をこまめに変えながら同じ方向に拭き取るとよいです。筆者は二度拭きした後、少し湿らせた雑巾で仕上げ拭きをしています(黒板をきれいにしておくためにも水拭きは必要なことと同じです)。
補助照明
ライトボードに使用するテープLEDは昼白色のものを使用しています。そのため、映像では、板書をする人の肌が白っぽく映り不健康そうに見えます。補助照明として、ライトボードの上方から温かみのある光を板書をする人に当てると、より自然な肌色になります。写真2には入っていませんが、筆者はライトボードの上にもう一本、アルミフレームを渡し、電球色のLEDライトを吊り下げ使用しています。
ヘッドセット
同時双方向型オンライン授業ですので、学生からの質問に対応できるよう、筆者は授業中、無線(ブルートゥース)接続のヘッドセットを着用しています。ヘッドセットだけで十分ですが、実際には、学生からの質問を受けるためにヘッドセットを、筆者の声を収録するためにマイク(ダイナミックマイク)をそれぞれ、使い分けています。
その他の小道具
時間を確認するための卓上時計はもちろんですが、筆者は、学生からどのように見えているのか確認するためにタブレット端末を使用しています。オンライン授業で必要な様々な小道具を置くために、ライトボードの支柱の間にテーブルを入れています(写真2はテーブルを入れていない状態です)。また、ウェブカメラの後ろにタブレット端末を設置すれば(三脚を使用)、カメラ目線で学生が見ている画面を確認することが出来ます。
服装
服装は、ライトボードに書いた字や図が見易くなるよう、濃色系の単色の服が望ましいです。筆者は、紺色のシャツと黒もしくは濃紺のジーンズで授業を行っています。授業中はボードマーカーの乾いたインクの粉で手が白くなりますので、服に触らないように注意してください(黒板と同じです)。
マーカーについては蛍光ボードマーカーを使用する必要があります。「蛍光」でないと書いた文字や図が光らずよく見えません。筆者は「レイメイ藤井 ボードマーカー 蛍光 細字(ホワイト)」を使用しています。他のメーカー製品もありますが、入手性の観点からあまり選択の余地はないという印象を持っています。字の太さについては「細字」です。中字、太字ですと、字が潰れてしまうと思います。色は「ホワイト(白色)」が一番鮮やかで見易いです。他の色は、白色と比べると輝きにくい分LED光を強めにする必要があります。しかし、他の色に合わせてLED光を強くすると今度は、白色の文字が輝き過ぎ、文字が潰れます。他の色のマーカーは補助的に使用するだけにしたほうがよいと思います。筆者は白色のマーカーだけで板書をしています。
“黒板消し”(キッチン・ペーパー)
蛍光ボードマーカーのインクは透明板にのっただけの状態です。乾いた後でこすれば、黒板上のチョークのように粉状になり、拭き取ることが出来ます。筆者は「授業中はキッチン・ペーパーでこすり取るように消す(授業回毎に2、3枚使用)」、そして「授業後に濡れ雑巾で、ライトボード上に残っているマーカー粉を拭き取る」ことをしています。授業中に濡れ雑巾で消してはいけません。ライトボード全体に広がったマーカーでライトボード全体が光ってしまい、収集がつかなくなります。授業後の拭き取りでは洗剤は不要です。きれいな雑巾による水拭きで十分です。雑巾には柔らかいものを使い(とくにアクリル板を使用している場合)、しっかりと絞った雑巾で、拭く面をこまめに変えながら同じ方向に拭き取るとよいです。筆者は二度拭きした後、少し湿らせた雑巾で仕上げ拭きをしています(黒板をきれいにしておくためにも水拭きは必要なことと同じです)。
補助照明
ライトボードに使用するテープLEDは昼白色のものを使用しています。そのため、映像では、板書をする人の肌が白っぽく映り不健康そうに見えます。補助照明として、ライトボードの上方から温かみのある光を板書をする人に当てると、より自然な肌色になります。写真2には入っていませんが、筆者はライトボードの上にもう一本、アルミフレームを渡し、電球色のLEDライトを吊り下げ使用しています。
ヘッドセット
同時双方向型オンライン授業ですので、学生からの質問に対応できるよう、筆者は授業中、無線(ブルートゥース)接続のヘッドセットを着用しています。ヘッドセットだけで十分ですが、実際には、学生からの質問を受けるためにヘッドセットを、筆者の声を収録するためにマイク(ダイナミックマイク)をそれぞれ、使い分けています。
その他の小道具
時間を確認するための卓上時計はもちろんですが、筆者は、学生からどのように見えているのか確認するためにタブレット端末を使用しています。オンライン授業で必要な様々な小道具を置くために、ライトボードの支柱の間にテーブルを入れています(写真2はテーブルを入れていない状態です)。また、ウェブカメラの後ろにタブレット端末を設置すれば(三脚を使用)、カメラ目線で学生が見ている画面を確認することが出来ます。
服装
服装は、ライトボードに書いた字や図が見易くなるよう、濃色系の単色の服が望ましいです。筆者は、紺色のシャツと黒もしくは濃紺のジーンズで授業を行っています。授業中はボードマーカーの乾いたインクの粉で手が白くなりますので、服に触らないように注意してください(黒板と同じです)。
ライトボードを使用した同時双方向型オンライン授業の実際
筆者は同時双方向型オンライン授業として行っていますが、後日、学生が授業を確認することができるように録画し、オンデマンド型オンライン授業向け映像教材としても配信しています(履修している学生のみ視聴可能です)。そのため、実際の授業は「板書を1枚書き上げる度に録画を停止、ライトボードをきれいにした後、再び録画を開始、板書を続ける」ことの繰り返しとなります。筆者の場合、毎回の授業のうち、ライトボードを使用している時間は70~75分程度ですが、板書の枚数で6~8枚、すなわち、動画の本数6〜8本となり、録画時間では55〜60分程度になります。教科、授業内容や進め方によっても板書の枚数や録画時間が変わってきますが、参考にしてください。
動画編集ソフト(例えば DaVinci ResolveやAdobe Premiere)を使用して元の動画から不要な部分を削除したものをオンデマンド型オンライン授業映像教材にしていますので、配信される映像教材はもう少し短くなります。1回の授業に対して,動画の編集~アップロードまで3~4時間かかります(そのほとんどが動画編集ソフトの動画の書き出し(保存)時間に占められます。動画編集に使用するPCの性能によって必要な時間は変わると思います)。
ライトボードによる授業時間(70~75分)と録画時間(55~60分)の間の違い(約15~20分)の多くがライトボードをきれいにする時間で占められます。黒板消しで黒板を消すように速やかにライトボードをきれいにすることは出来ません。筆者のライトボード(W900mm x H600mm)では、板書と板書の間が2、3分、空きます。学生にとっては授業ノートを見直し、次の授業内容(板書)に備えることが出来る時間になります。
なお、多くの先生方と同じようにオンライン授業は“ワンオペ”、筆者一人で回しています。
動画編集ソフト(例えば DaVinci ResolveやAdobe Premiere)を使用して元の動画から不要な部分を削除したものをオンデマンド型オンライン授業映像教材にしていますので、配信される映像教材はもう少し短くなります。1回の授業に対して,動画の編集~アップロードまで3~4時間かかります(そのほとんどが動画編集ソフトの動画の書き出し(保存)時間に占められます。動画編集に使用するPCの性能によって必要な時間は変わると思います)。
ライトボードによる授業時間(70~75分)と録画時間(55~60分)の間の違い(約15~20分)の多くがライトボードをきれいにする時間で占められます。黒板消しで黒板を消すように速やかにライトボードをきれいにすることは出来ません。筆者のライトボード(W900mm x H600mm)では、板書と板書の間が2、3分、空きます。学生にとっては授業ノートを見直し、次の授業内容(板書)に備えることが出来る時間になります。
なお、多くの先生方と同じようにオンライン授業は“ワンオペ”、筆者一人で回しています。
ライトボードへの授業資料の投影
同時双方向型オンライン授業で、プロジェクターを使用しPC上の授業資料を投影して使用することも、一工夫すれば可能なようです(https://elearningblog.quantz-moeller.de/tag/lightboard/ 中の[07/02/2018]記事 (2021年1月 確認))。筆者も試みましたが、丁寧に準備しなかったためか、あまりよい結果は得られませんでした。
始めの方で述べましたようにインターネットを「lightboard」で検索すると、多くの事例が見つかります。その中には、ライトボードの一部にPC上の授業資料を投影している(ように見える)動画もあります。そのほとんどが、投影なしで撮影したライトボードの映像に、動画編集ソフトで授業資料の画像を合成したものだと思います。
動画配信ソフトを使用すれば、リアルタイムにPCのディスプレイに表示させた授業資料をライトボードの映像に合成した映像を配信することが出来ます。さらに、教員がリアルタイムに授業資料合成後の配信映像を確認できるようにモニターを設置すれば、ライトボードに授業資料を投影しているかのように授業を行うことが出来ると思います。しかし、オンライン授業でPC上の授業資料を使用したいのであればオンライン会議ソフトの画面共有機能を使用すればよいので、筆者はライトボードとPCの間を行き来して済ませています。
始めの方で述べましたようにインターネットを「lightboard」で検索すると、多くの事例が見つかります。その中には、ライトボードの一部にPC上の授業資料を投影している(ように見える)動画もあります。そのほとんどが、投影なしで撮影したライトボードの映像に、動画編集ソフトで授業資料の画像を合成したものだと思います。
動画配信ソフトを使用すれば、リアルタイムにPCのディスプレイに表示させた授業資料をライトボードの映像に合成した映像を配信することが出来ます。さらに、教員がリアルタイムに授業資料合成後の配信映像を確認できるようにモニターを設置すれば、ライトボードに授業資料を投影しているかのように授業を行うことが出来ると思います。しかし、オンライン授業でPC上の授業資料を使用したいのであればオンライン会議ソフトの画面共有機能を使用すればよいので、筆者はライトボードとPCの間を行き来して済ませています。
ライトボードを使用したハイブリッド授業
教室にライトボードに加え、プロジェクターとスクリーンも設置、教室の学生がスクリーンに投影されたオンライン授業映像を視聴できるようにすれば、ハイブリッド授業(米国では「ハイフレックス授業(hyfrex teaching/class)」と呼びます;"hybrid"と"flexible"からの造語です)も可能です。しかし、広いスペース(教室)が必要なため、組織として取り組む必要が出てくるようになり、本記事で紹介するライトボードの長所(簡易さ)は損なわれます。
ライトボードの今後の可能性
2020年夏~秋以降、各社から液晶型あるいは有機EL型の、背景が透けて見える透明ディスプレイ(透明パネル)が商品化されています(まだ高価ですが)。透明パネルにタッチパネルを組み合わせ、超大型の透明タブレット端末にすれば、ライトボードとして使用することが可能だろうと思います(パネルの強度に改善の必要があるかもしれませんが)。透明タブレット端末型ライトボードであれば、ボードに書いた字や図の保存(画像)や、PCの授業資料の投影が容易になるばかりでなく、ボード上の字や絵を瞬時に消去することも出来るようになり、利便性が格段に向上します(「スマートライトボード (Smart Lightboard)」)。スマートライトボード(透明タブレット型ライトボード)が製品化されることを期待しています。
おわりに
本記事をご覧になっている方の中には、夜間、文字の部分が輝いている透明な案内板や看板、あるいは自動車のイルミネーション・プレートを見かけたことがある方も少なくないと思います。その中にはライトボードと同じ仕組みを使用したものがあります。オンライン授業用としては、2013年に米国イリノイ州 ノースウェスタン大学 機械工学科のペシュキン教授 (Prof. M. Peshkin)が考案したもの(https://lightboard.info/ (2021年1月 確認))が最初のものです。
筆者がライトボードのことを知りましたのは2014〜15年、MOOC(Massive Open Online Course;大規模公開オンライン講座)のための大がかりな撮影設備という印象を持ちました。当時は、現在ほどPCの処理能力が高くなく、気軽にリアルタイムに映像を加工することも難しかったからだと思いますが、ライトボードの鏡文字を直すために、鏡に写し左右を反転させたものをカメラで撮影していました。そのため撮影条件(照明)にも細心の注意が求められ、大掛かりな機材と広い設置スペース、そして複数人のスタッフが必要になるため、個人がライトボードを製作、運用することは難しく、組織として取り組む必要があったと思います。
インターネット上のライトボードの事例は、発案当時のものを元にしている大掛かりなものが多いです。また、完成度が高いライトボードの紹介動画も少なくありませんが、それらは、照明条件をきちんと管理しています。具体的には、外部光が入らないようにきちんと遮光したスタジオで、板書をする人の背後に暗幕を張り光が反射しないようにした上で影が出来ないようにカメラの左右から本格的な撮影ライトで板書をする人に照明光を当てています。このような完成度の高い事例を見た人は、費用と手間の点でライトボードの活用をあきらめ、結果的に普及が進まない状況が続いているのかもしれません。しかし、本記事で紹介していますように、ウェブカメラやソフトウェアを活用(工夫)すれば、普通に照明されている部屋の片隅で、安価、気軽に、そしてワンオペで、ライトボードを使用したオンライン授業を行うことが可能です。
もちろん、ライトボードの代わりにタブレット端末・機材や、電子ペーパー端末、書画カメラ等を使用すれば、あるいは、普通に黒板で板書している授業を撮影すれば、板書で進める授業をオンライン授業として行うことは可能です。しかし、ライトボードには学生と文字通り向かい合いつつ、板書の“対面”授業を進めることが出来る利点(面白さ)があります。新型コロナウイルス感染は拡大を続けており(2021年9月時点)、どのタイミングで収束するか(終息とまではいかないまでも)、不透明な状況が続いており、結果的に2021年春以降もオンライン授業が続いています。(コロナウイルス禍以前からオンライン授業を提供していたところを除き)教える側と教わる側の両面で様々な制約が課せられている大学、小中高校、あるいは予備校や学習塾にとって、教育や授業のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を短期間で進めることは極めて難しいですが、そのためのツールの一つとして(あるいは映像表現の一手段としても)、本記事を参考にライトボードを製作してみてもよいかもしれません。
お問い合わせについて
本記事やライトボードについてご質問等がありましたらこちらからご連絡ください。ただし、全てのお問い合わせに対応することは出来ないと思います。悪しからず。なお、本記事を更新する形でご質問にお答えすることがあるかもしれません。しかし、そのような場合でも、その旨のご一報をお伝えするとは限りません。お問い合わせの後、しばらくしてから2、3回、本記事を確認してみてください。
商標について、及び免責事項
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インターネット上のライトボードの事例は、発案当時のものを元にしている大掛かりなものが多いです。また、完成度が高いライトボードの紹介動画も少なくありませんが、それらは、照明条件をきちんと管理しています。具体的には、外部光が入らないようにきちんと遮光したスタジオで、板書をする人の背後に暗幕を張り光が反射しないようにした上で影が出来ないようにカメラの左右から本格的な撮影ライトで板書をする人に照明光を当てています。このような完成度の高い事例を見た人は、費用と手間の点でライトボードの活用をあきらめ、結果的に普及が進まない状況が続いているのかもしれません。しかし、本記事で紹介していますように、ウェブカメラやソフトウェアを活用(工夫)すれば、普通に照明されている部屋の片隅で、安価、気軽に、そしてワンオペで、ライトボードを使用したオンライン授業を行うことが可能です。
もちろん、ライトボードの代わりにタブレット端末・機材や、電子ペーパー端末、書画カメラ等を使用すれば、あるいは、普通に黒板で板書している授業を撮影すれば、板書で進める授業をオンライン授業として行うことは可能です。しかし、ライトボードには学生と文字通り向かい合いつつ、板書の“対面”授業を進めることが出来る利点(面白さ)があります。新型コロナウイルス感染は拡大を続けており(2021年9月時点)、どのタイミングで収束するか(終息とまではいかないまでも)、不透明な状況が続いており、結果的に2021年春以降もオンライン授業が続いています。(コロナウイルス禍以前からオンライン授業を提供していたところを除き)教える側と教わる側の両面で様々な制約が課せられている大学、小中高校、あるいは予備校や学習塾にとって、教育や授業のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を短期間で進めることは極めて難しいですが、そのためのツールの一つとして(あるいは映像表現の一手段としても)、本記事を参考にライトボードを製作してみてもよいかもしれません。
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